2017年2月4日、立春にふさわしいとても暖かくよく晴れた日でした。WordBench倉敷 第1回勉強会へ参加すべく、松山から岡山までバスに揺られること2時間半、さらに電車に揺られること20分ほどで倉敷へ到着。散歩気分でトコトコ歩いて会場向かうと…なんということでしょう!美観地区の中心あたりに現れる落ち着いた雰囲気の建物が!2Fの会議室が会場だったのですが、中もいい雰囲気でテンション上がりました。

会場の倉敷物語館

WordBench倉敷 第1回勉強会」のお話。

初めてテーマを作る、その前に(ナツミーヌさん)

トップバッターはナツミーヌさん。初めてテーマを作る時のポイントや経験からのアドバイスを教えていただきました。確かに初めてテーマ作るときって、本当に苦労しました…。既存のテンプレート見ても構造がよくわからないし、使うテンプレートによってもつくり方が全然違って大変ですよね。恥ずかしながらUnderscoresなどの「ブランクテーマ(スターターテーマ)」というものをあまりよく知らなかったので、こういうものをうまく使っていければもっと効率よくできるのかな…と思いました。ナツミーヌさんのお話しにもありましたが「とにかく使ってみて構造を知る!」ということなので、ブランクテーマも試してみたいと思います!

ナツミーヌさんのセッション風景

StaticPress+S3で安全で落ちないサイトを作ろう(古里武士さん)

カレーが好きだという古里さん。勝手に親近感を感じてました(笑)StaticPressは、Wordpressで構築したものを静的なファイルに書き出してくれるというプラグインですが、ローカルでWordpressの環境を構築したものを、さらにStaticPress S3というプラグインを使うことでAWSのサーバーにホスティングできるなんて…便利ですねー。一度書き出したあとにパーマリンクを変えると、別のファイルになってしまうので要注意だそうです!AWSは使ったことないのですが、ひとつひとつ画面キャプチャ付きの手順書ばりのスライドでの説明に加え、デモまでしていただいたのでとてもイメージできました。

WordPressが制作の現場を変えていく(GOUTENさん)

タイトルを読み上げた直後に「この内容はやりません!」と宣言するGOUTENさん。スベリ芸といいながらも、笑いをかっさらっていかれました。結局お話いただいたのは、WP REST APIを使った実例について。プラグインでカスタムフィールドに対応してないものもちょこちょこありますが、ACFのフィールドもjsonで吐き出してくれるんですね!Wordpressではないですが、vue.jsは他のライブラリよりも記述が少なく、学習コストが低くできるそうなので試したいです。それにしても、サイトやアプリの設計って本当に大切ですよね…。汗

ナツミーヌさんのセッションで、はじめローカル環境の構築にかなり苦労したというお話を受けて、GOUTENさんがローカル環境を簡単につくれる「Local」というツールを紹介されていました。帰ってから試してみたのですが、簡単にWordpressのローカル環境を立ち上げることができて感動!PHPのバージョンやサーバーの選択、データベースも見れるし、メールも専用のツールで受信が確認できてしまう優れものでした。β版はMacだけのようなので、Windowsの方は登録をすればリリースした時にお知らせが来るようです。

まとめ

勉強会は、もちろんセッション内容で勉強になることもたくさんあるのですが、登壇される識者の方々と気軽に話せる場ではないかと思います。フリーランスなりはじめのときは、分からないことがあるとひたすらGoogle先生に聞くしかなく、何日も解決できないこともありました。今回も懇親会で、唐突な質問にも関わらず暖かく聞いていただいたりと、質問できる場があるのは本当にありがたいです。WordBench倉敷 第1回目お疲れさまでした。次回も楽しみにしています!

余談

WordBench倉敷さんのサイトにあった、「会場付近のカフェ、ランチ情報」を見て、会場付近にあったラーメン屋さんをめがけていたのですが、結構並んでいて入れず…。近くのカレーという文字につられてCafe gewaさんというお店でカレーをいただきました。倉敷の美観地区、おしゃれなお店も多く観光気分も味わわしていただきました!つい楽しくなってしまって(開始時間勘違いしてただけですが…)、時間に遅れてごめんなさい…。